アルカリ融解・二酸化炭素発生-重量法による炭化ケイ素中の全炭素の定量

Determination of total carbon in silicon carbide by alkali Fusion-Gravimetric method

not registered; not registered

炭化ケイ素中の炭素を定量するため、酸素ふんい気中で試料をアルカリ融解したあと溶解物を硫酸で溶解し、生成する二酸化炭素を重量法で測定する方法をつくった。炭素が定量的に回収される溶解条件を検討した結果、水酸化ナトリウム2gと過酸化ナトリウム1gを用い、850 $^{circ}$ Cで20分間溶解すればよいことがわかった。また、この条件で単体炭素も定量的に回収されることから、この方法で定量される炭素は全炭素と考えることができる。NBS SRM112(炭化ケイ素)を分析した結果は29.01+-0.2wt%(n=5)であり、表示値(29.10%)とよく一致した。このほか、多目的高温ガス炉燃料の被覆層に使用されている炭素とケイ素を含めて4試料を分析したところ燃焼法の定量結果とも一致した。

no abstracts in English

使用言語	:	Japanese
掲載資料名	:	分析化学
巻	:	25
号	:	10
ページ数	:	p.702 - 705
発行年月	:	1976/10
発表会議名	:
開催年月	:
開催都市	:
開催国	:
キーワード	:	アルカリ融解; 炭素; 炭化ケイ素; 重量法

特許データ	:
PDF	:

論文URL	:	https://doi.org/10.2116/bunsekikagaku.25.702
研究データの公開先DOI	:
使用施設	:
広報プレスリリース	:
論文解説記事 (成果普及情報誌)	:
受委託・共同研究相手機関	:

Access	:	- Accesses
Web of Science® Times Cited Count	:	被引用回数：評価・統計等のため最新の被引用回数を確認したい場合は、直接Web of Science®をご確認ください。 http://www.webofknowledge.com/wos
InCites™	:
Altmetrics	:

登録番号 : A19766060
抄録集掲載番号 :
論文投稿番号 : 4579

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.