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Enzyme immobilization by radiation-induced polymerization of 2-hydroxyethyl methacrylate at low temperatures

ガラス化性モノマーの低温放射線重合による酵素の固定化; (XI)HEMAと親水性コモノマーの共重合により固定化されたグルコアミラーゼの活性とポリマーの多孔構造の関係

嘉悦 勲; 熊倉 稔; 吉田 勝

Kaetsu, Isao; not registered; not registered

ガラス化性モノマーの低温放射線結合による酵素の固定化について、ポリマーの多孔構造が酵素活性に大きな影響を与えることが判明している。ポリマーの多孔構造は、低温においてモノマーと溶媒(水など)がどのような相構造をとるかによって影響される。またモノマー・そのポリマーと溶媒の親和性によって大きな影響をうける。本報ではモノマーをHEMAとHEMAよりも親水性の大きいビニルピロリドンなどとのコモノマー系とし、モノマー組成が変り、系の親水性を増した時、ポリマーの多孔構造がどのように変化するかをしらべた。ポリマーの親水性の増加は多孔性のうち、孔数を減少させ孔径を増大させる傾向があり、活性にも大きな影響を与えることが判明した。親水性の増加は活性を増加させるが、その経時的低下をも増加させる傾向があり、酵素反応が多孔構造の中で行われる場合の外に、ポリマーのマトリックス中で行われる可能性をも考慮する必要があることが判明した。

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