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W value and energy transfer of argon-ethane gas mixtures

アルゴン-エタン混合気体のW値とエネルギー移動

松田 光司; 高垣 虎雄

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混合気体に対する電子線の吸収線量の基礎データを得るために、アルゴンとエタン系の組成を変えた場合のW値を測定した。1気圧の場合は,従来の報告にある通りエタン4%添加のときがイオン化効率が最も高く、したがってW値は極少を示した。全圧力を7気圧まで昇圧した場合でもこの傾向は殆んど変らなかったが全体的にW値が減少した。この原因としては、電離箱内の電子の平均エネルギーが減少したため混合気体に対する散乱二次電子の阻止能が増大したものであることが予測された。 次にW値の変動がどのような気体間エネルギー移動にもとづくものであるかを調べるために混合気体の励起発光スペクトルを測定した。その結果、従来考えられていた励起アルゴン原子(Ar$$^{ast}$$)によるエタンのイオン化以外にアルゴンダイマー(Ar$$_{2}$$$$^{ast}$$)によるエタンのイオン化を考慮する必要があることがわかった。

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