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Fricke dosimetry in low dose range for sprout inhibition

発芽防止のための低線量域におけるFricke線量測定

久米 民和; 橘 宏行; 武久 正昭

not registered; not registered; Takehisa, Masaaki

通常のFricke線量計の測定限界は40Gy(4krad)とされているが、玉ネギの発芽防止必要最低線量は20Gyであるので、この低線量域におけるFricke線量計の精度について検討した。40Gy以上での測定精度0.5%以内に対し、それ以下の線量では誤差が多少増大したが、15.5Gyの低線量でも2%以内であった。長吸収セル(5cm)を用いれば11Gyの低線量域でも0.6%以内の精度で測定可能であったが、通常の1cmセルでも2%以内の精度で十分発芽防止のための低線量測定が可能であることが判った。水の精製度の影響を検討した場合、水道水、通常の蒸留水は3回精製水に比べ測定精度が悪くなった。しかし、Milli-Q水は3回精製水の場合と同程度の精度が得られ、十分Fricke線量測定に使用できることが判明した。また、馬鈴薯の発芽防止の実用照射を行っている士幌農協の照射施設との間で相互比較を行ったところ比較的良く一致した結果が得られ、Fricke線量計を相互比較のために用いることが可能であると考えられた。

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