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香辛料のミクロフロラとガンマ線殺菌効果

Distribution of microorganisms in spices and their decontamination by Gamma-irradiation

L.J.Muhamad*; 伊藤 均; 渡辺 宏; 田村 直幸

L.J.Muhamad*; not registered; not registered; not registered

各種香辛料中の総細菌数は1g当たり3$$times$$10$$^{3}$$~5$$times$$10$$^{7}$$個検出され、主要菌はBacillus sabtilis,B.pumilus,B.megaterlam などで構成されていた。大腸菌群は多いもので10$$^{6}$$個も検出されたが、Klebsiella や Enterobacter が多くを占め、Escherichia や Salmonella などの病原性細菌は検出されなかった。これらの有芽胞細菌や大腸菌群は0.8~1.4Mradの線量で検出限界以下まで殺菌することができた。一方、糸状菌類は1g当たり80~7$$times$$10$$^{4}$$個検出され、主要菌は Aspergillus restricts 群や A.glaucus 群に属する高浸透圧性糸状菌や A.flavas 群、A.fumigatus 群などで構成されていた。これらの糸状菌類は0.4~0.5Mradでほぼ殺菌された。香辛料をポリエチレン中に包装し、夏期条件下で貯蔵すると1~2ヶ月で糸状菌が発生し、1g当たり10$$^{6}$$個以上に増加した。ことに黒コショウやターメリックで糸状菌発生が著しかったが、0.4Mradでほぼ糸状菌発生を抑制することができた。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

食品照射

巻

 :

20

号

 :

1

ページ数

 :

p.18 - 22

発行年月

 :

1985/00

発表会議名

 :

開催年月

 :

開催都市

 :

開催国

 :

キーワード

 :

香辛料; ミクロフローラ; 放射線殺菌; 貯蔵効果; 糸状菌発生

特許データ

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