検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

Experimental study of initial downcomer water accumulation velocity effects on reflood phase of PWR-LOCA

PWR LOCA時再冠水過程における初期ダウンカマ蓄水速度効果の実験的研究

大久保 努; 井口 正; 村尾 良夫

not registered; not registered; Murao, Yoshio

円筒炉心試験装置のダウンカマ流路断面積の実炉に対する縮尺比は、炉心、配管等の他の部分の縮尺比と異なり炉心等の縮尺比から計算される値の1.7倍である。これは、等縮尺比にするとダウンカマが狭くなり、二相流の挙動が実炉のものと異なると予想されたからである。しかし、流路断面積を拡げたため、再冠水直後のダウンカマ蓄水速度が低下し、炉心冷却挙動に影響を与えることが懸念された。そこで、初期の炉心冷却水注入流量を、円筒炉心基準試験の1.7倍にして試験を実施し、初期ダウンカマ蓄水速度の効果を調べた。その結果、ダウンカマ水位は円筒炉心基準試験の場合より早期にオーバーフローレベル(破断口の高さ)に達するが、その後の挙動はほぼ等しく、炉心冷却挙動もほぼ等しいことがわかった。従って、従来の円筒炉心試験結果をPWR解析に用いても実際上問題がないと考えられる。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

パーセンタイル:0.02

分野:Nuclear Science & Technology

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.