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Mixed phonon mode in C$$_{2}$$$$_{4}$$Rb

C$$_{2}$$$$_{4}$$Rbの混合フォノン・モード

舩橋 達; 近藤 保*; 飯泉 仁

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第2ステージの黒鉛層間化合物C$$_{2}$$$$_{4}$$Rbについて、C方向の波動ベクトルのたて型格子振動が、ルビジウムのアインシュタイン型横振動と結合し、音響型分枝の分散関係に異常なふるまいが生じることを先に発見したが、これについて温度変化をくわしく測定した。今回の実験により、この異常なふるまいが、インターカレーションの積層秩序の消失する165K(Tu)より高温で消失することが明らかとなった。このことは、結晶内のルビジウム原子の位置の対称性に関連するものとして説明される。すなわち、Tu以上ではルビジウム原子が炭素網面の作るポテンシャルのほぼ対称な位置にあるのに対して、Tu以下ではそれからずれるために、たて波による層間の距離の変化がルビジウムの横振動と結合すると解釈される。

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