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Changes in histamine contents in fish products for animal feeds and in aqueous solution by gamma-irradiation

飼料用魚粉および水溶液中での$$gamma$$線照射によるヒスタミン含量の変化

久米 民和; R.Chosdu*; 伊藤 均; 武久 正昭

not registered; R.Chosdu*; not registered; Takehisa, Masaaki

飼料中の毒性物質の一つとして考えられているヒスタミンに対する照射効果について検討した。飼料用魚粉11種およびフィッシュソリュブル3種中のヒスタミン含量は0.1~55mg/100gであり、とくに近海産試料のヒスタミン含量が高かった。魚粉中のヒスタミン含量は5Mradまで照射しても変化は認められなかったが、フィッシュソリュブルでは減少傾向を示し、5Mradで約16%減少した。ヒスチジン溶液からのヒスタミン生成のG値は0.077であり、照射によるヒスタミン分解のG値は1.90であった。ヒスタミン生成には主にHやlagの還元性種が関与しており、OHラジカルは主として分解に寄与していた。酸素はヒスチジン溶液からのヒスタミン生成を阻害したが、ヒスタミンの分解にはほとんど影響を及ぼさなかった。以上の結果、ヒスタミンの生成に比べて分解が著しく、照射によってヒスタミンが蓄積するといった問題が起ることはないと結論された。

no abstracts in English

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