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飼料用魚粉およびフィッシュソリュブル中のヒスタミンに対する$$gamma$$線照射効果

Effect of gamma-irradiation on histamine contents in fish meals and fish solubles for animal feeds

久米 民和; R.Chosdu*; 伊藤 均; 武久 正昭

not registered; R.Chosdu*; not registered; Takehisa, Masaaki

ニワトリの筋胃潰?や生育阻害をひきおこす原因物質である魚粉中のヒスタミンに対する照射の影響を検討した。飼料用魚粉11種、フィッシュソリュブル3種中のヒスタミン含量は0.1~55mg/100gであり、とくに近海産試料のヒスタミン含量が高かった。魚粉中のヒスタミン含量は5Mradまで照射しても変化は認められなかったが、フィッシュソリュブル中では減少傾向を示した。ヒスタミンは水溶液中の照射で著しく分解し、N$$_{2}$$中での分解に比べN$$_{2}$$O中では促進効果が認められたが、O$$_{2}$$はほとんど影響を及ぼさなかった。一方ヒスチジン溶液の照射によりヒスタミンが生成するが、N$$_{2}$$中に比べN$$_{2}$$O中での生成量が少なく、またO$$_{2}$$中では痕跡程度しか検出されなかった。したがって、O$$_{2}$$中ではヒスタミン精製が阻害され、またOHラジカルがヒスタミンの生成と分解に主に寄与していると考えられた。以上のようにモデル系では照射によりヒスタミンが生成するが、飼料原料中で蓄積することはなかった。

no abstracts in English

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