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3次元風速場を用いたパフモデルによる緊急時の被曝線量評価法

The dose evaluation method emergency by using puff model combined with three-dimensional wind field

茅野 政道; 石川 裕彦

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緊急時に、パフモデルを用いて外部被曝線量、甲状腺線量、地評面沈着量を評価する方法について述べた。事故放出においては、放射線防護上正確で迅速な線量評価が要求される。ここに報告する、パフモデルを用いた計算コードは、以下の2点で工夫がなされている。第1に、正確な放出物の流れをシミュレートするために、流跡線は3次元の質量保存則を満たす風速場から求めている。このことは日本の原子力サイトのように複雑な地形上では特に重要である。第2に、濃度分布の3重積分を必要とする外部被曝線量の計算時間を減少させるために、積分計算をモンテカルロ法を用いて行っている。このコードは検証のため解析解との比較を行い、よい一致を得た。また、流跡線観測の結果を用いて、3次元風速場分布から得られる流跡線との比較も行った。

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分野:Nuclear Science & Technology

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