検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年

放射性有機廃棄物の低温焼却術の開発

The low temperature incineration method for organic radiowaste

矢幡 胤昭

not registered

Pu取扱い施設から発生する有機性廃棄物にはエポキシ樹脂で固定したPu粉末X線回折試料、ベークライト樹脂に埋込んだ金相試験試料、Pu精製等に使用したイオン交換樹脂などの固体廃棄物、Puをふくむペレットを研磨、切断に用いた油、真空ポンプ油等のPuに汚染した液体廃棄物がある。これらの有機性廃棄物はグローブボックス内で焼却し、その残査からPuを酸化物として回収できた。有機物の焼却では、一般に、ススやタール類が発生するが、これらの成分は質量分析計により、炭水水素と遊離炭素、CO,CO$$_{2}$$等の混合物であることを明らかにした。また、これらの物質は酸化銅触媒を用いることにより完全燃焼させ、HEPAフィルターの目詰まりを防止することができた。更に、油の焼却試験を行い、酸化銅触媒が完全燃焼に有効であることを見出した。有機性廃棄物の焼却技術の1例を紹介した。

no abstracts in English

Access

:

- Accesses

InCites™

:

Altmetrics

:

[CLARIVATE ANALYTICS], [WEB OF SCIENCE], [HIGHLY CITED PAPER & CUP LOGO] and [HOT PAPER & FIRE LOGO] are trademarks of Clarivate Analytics, and/or its affiliated company or companies, and used herein by permission and/or license.