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Volatilization of cesium from nuclear waste glass in a canister

キャニスター中のガラス固化体からのセシウムの揮発

上薗 裕史; 吉川 静雄; 田代 晋吾; 中村 治人

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キャニスター中のガラス固化体からのセシウムの揮発について、25$$^{circ}$$Cから1000$$^{circ}$$Cの範囲で検討した。キャニスター中の空気に含まれるセシウムの濃度の温度依存性は2つの範囲に分れる。500$$^{circ}$$C以上の温度では、温度の上昇とともに揮発量が増加し、通常の揮発が起っていると考えられる。このとき蒸発熱は1.34kcal/moleと計算された。一方、500$$^{circ}$$C以下の温度では、キャニスターが1000$$^{circ}$$C程度のくり返し加熱を受けた後、キャニスター内の空気は8$$times$$10$$^{-}$$$$^{1}$$$$^{0}$$Ci/cm$$^{3}$$程度の汚染量になっていることがわかった(ガラス固化体中のセシウムの量は0.44Ci)。このことは、キャニスターが一度高温にさらされると、500$$^{circ}$$C以下の通常の温度にもどってもキャニスター内空気の汚染量は、一定濃度以下に下がらないことを示す。

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パーセンタイル:66.74

分野:Nuclear Science & Technology

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