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ブラウン管表示方式によるミクロホトメータの試作について

Construction of a display microphotometer using a cathode ray tube for spectrochemical analysis

中島 篤之助; 河口 広司

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スペクトル乾板を波長の方向に沿って一定周期で小さい範囲を振動させ、ブラウン管上に横軸に波長、縦軸にスペクトル線の透過率がそれぞれ表示されるような、いわゆるカソードレーデンシトメーターを試作した。この装置は、バックグラウンド中の弱いスペクトル線強度を正確に測定したり、複雑なスペクトルの解析などに有用である。ブラウン管の横軸のスイープは、ポテンシォメーター方式と、シンクロスコープによるスタート。ストップ方式とを採用し、それぞれ比較検討した。問題になったのは、電気回路の時定数による波形歪み、電源からの各種誘導ハム、ポテンシォメータ-からの雑音などによって、スペクトル線がブラウン管に忠実に再現されず、正確な測定が困難なことであった。これらの問題点にはそれぞれ対策を講じたが、結局この装置の測定限界は二次電子増倍管の内部雑音の大きさが決定した。

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