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高比放射能のパラジウム-109,ガリウム-72およびクローム-51の製造について

Preparation of palladium-109, gallium-72 and chromium-51 in a high specific activity

海老原 寛

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8-hydroxyquinoline(以下オキシンと略す)のパラジウム,ガリウムおよびクロムの錯塩のSzilard-Chalmers効果について調べた。無水のオキシン塩にJRR-1(熱中性子束密度~10$$^{1}$$$$^{1}$$n/cm$$^{2}$$・sec)中で中性子照射をし、これをクロロホルムまたはアニリンに溶解してから種々のpH値の緩衝溶液とふりまぜ、ホットアトム効果によって錯塩の結合からはずれた金属イオンを水層中に抽出した。放射能の測定により水層への抽出率を求め、また、水層中のその金属イオンの総量を定量して濃縮係数を算出した。$$^{1}$$$$^{0}$$$$^{9}$$PdについてはpH4の緩衝溶液で抽出して、抽出率23%、濃縮係数は900程度であった。また、$$^{7}$$$$^{2}$$Gaについては1N水酸化ナトリウムで抽出した場合が最もよい結果を与え抽出率は45%、濃縮係数は約2600となった。$$^{5}$$$$^{1}$$Crではアニリン溶液から抽出するよりもクロロホルム溶液から抽出した方がよい結果を与え、pH6にて抽出率19%、濃縮係数1300を得た。なお、無機層に存在する$$^{5}$$$$^{1}$$Crの化学形についてはtributyl phosphate抽出によってCr(III)とCr(VI)の割合を調べ,3価のターゲットから抽出した放射性クロムのなかの約11%がCr(VI)として存在することがわかった。

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