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原子力工業とフッ素化学; 六フッ化ウランを中心として

Nuclear industry and fluorine chemistry; Mainly on uranium hexafluoride

辻村 重男

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フッ素化学工業は原子力の発展と密接な関連をたもちつつ,最近十数年間に大きく発達した。原子力とフッ素化学は四フッ化ウランUF$$_{4}$$が金属ウラン製造の中間製品であること、六フッ化ウランUF$$_{6}$$が濃縮ウラン製造用物質として利用されることなどで極めて深い関係にある。UF$$_{6}$$が濃縮ウラン、つまり天然ウランより$$^{2}$$$$^{3}$$$$^{5}$$Uに富んだウランを製造するガス拡散プラントに利用されるのは、いうまでもなくUF$$_{6}$$がウラン化合物の中で特に揮発性に富み常温近くで高い蒸気圧を有するためである。ウラン化合物の中には他にU(BH$$_{4}$$)$$_{4}$$)、UCl$$_{6}$$のような揮発性物質が存在するが、現在工業的規模に利用されているのはUF$$_{6}$$のみである。

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