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動力炉用酸化ウラン燃料の動向,1

The trend of uranium oxide fuels for power reactors, 1

城戸 達郎

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フェルミ(Fermi)が人類最初に核分裂連鎖反応の制御に成功したシカゴ大学の原子炉CP-1は、酸化ウランを燃料としている.しかし、酸化ウランは単位体積当りのウラン密度が金属ウランより小さく、重水減速炉以外で天然ウランを使うには金属ウランを使うほかなく、動力炉であるコールダーホール型の原子炉でも、金属ウランが使われていることは局知の通りである。濃縮ウランも、はじめは合金または分散型(Dispersion type)の燃料が実験炉あるいは動力炉に使われ、酸化ウラン(U0$$_{2}$$)ペレットの燃料が本格的に動力炉に使われたのは、1957年シッピングポート(Shippingport)の加圧水型原子炉(PWR)のブランケット(Blanket)が最初であり、ついでドレスデソ(Dresden)の沸騰水型原子炉(BWR)に低濃縮の酸化ウランペレットを主体とした燃料が使用され、その後、つぎつぎと建設される軽水発電炉の発展とともに低濃縮UO$$_{2}$$燃料は、原子炉燃料を論ずるものにとって主要のものとなった。

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