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高橋 正; 城戸 達郎; 菊池 武雄
JAERI-M 6014, 29 Pages, 1975/03
三窒化二ウランを種々の温度で真空中で熱分解して、一窒化ウランの生成を行った。種々の条件で調製された粉末を用いて、アルゴン中、1800Cにおいて、4時間、一窒化ウランの焼結性を調べた。焼結密度は、粉末の粉砕時間に著しく依存して、66~72時間粉砕された窒化ウランについては、その最高密度が理論密度の95%にも達した。UNからUNへの熱分解温度は、焼結密度にあまり影響を与えなかった。理論密度の90%以下の密度範囲では閉気孔が優勢であった。焼結された試料のキャラクタリゼーション(同定)が二三行なわれた。
城戸 達郎
原子力工業, 11(8), p.27 - 31, 1965/00
わが国初の動力炉である原研動力試験炉(JPDR沸騰水型、電気出力12,500kW)は、この7月はじめに1,000時間の連続全出力運転を終り、実用規模の動力炉である原電東海発電炉(コールダーホール改良型ガス冷却炉、電気出力160,000kW)も燃料挿入を終って出力上昇試験に入っている。この時期に動力炉燃料の今後の問題点を技術的な見地から探ってみることも意義のあることと思う。
城戸 達郎
原子力工業, 10(4), p.41 - 45, 1964/00
冰冷却の発電用原子炉はガス冷却の発電炉に較ベその開発がおくれたとはいえ、米国では10万kWをこえる実用規模の水冷却発電炉として、YankeeのPWR,DresdenのBWRなどが定常運転を行なっている。日本でも昨年秋、原研のJPDRが12,500kWの発電に成功し、今後、動力試験炉としての多くの研究が計画されている。
城戸 達郎
原子力国内事情, 10(2), p.16 - 24, 1964/00
原子力発電が実用化される日がわが国でもいよいよ迫ってきた。その原子炉の燃料は定期的に取りかえを必要とするものであり、発電原価の中のかなりの部分を占めるので、産業界では早くから燃料の国産化を目ざして投資が行なわれ、研究が進められている。
木村 良之助; 城戸 達郎
原子力発電, 7(3), p.30 - 35, 1963/09
JPDRは、沸騰水型軽水炉(Boiling Water Reac-tor)であって、アメリカのゼネラルエレクトリック社より購入した小型発電炉である。原子炉の熱出力は45MW、プラソトの発電端電気出力は12.5MWである。原子炉は圧力容器内にあり、酸化ウランを燃料とし、減速材、冷却材および反射材としては軽水が使用されている。冷却方式は初期には自然循環であるが、将来強制循環方式として出力を2倍とすることが考えられている。
城戸 達郎
原子力工業, 9(5), p.56 - 60, 1963/00
フェルミ(Fermi)が人類最初に核分裂連鎖反応の制御に成功したシカゴ大学の原子炉CP-1は、酸化ウランを燃料としている.しかし、酸化ウランは単位体積当りのウラン密度が金属ウランより小さく、重水減速炉以外で天然ウランを使うには金属ウランを使うほかなく、動力炉であるコールダーホール型の原子炉でも、金属ウランが使われていることは局知の通りである。濃縮ウランも、はじめは合金または分散型(Dispersion type)の燃料が実験炉あるいは動力炉に使われ、酸化ウラン(U0)ペレットの燃料が本格的に動力炉に使われたのは、1957年シッピングポート(Shippingport)の加圧水型原子炉(PWR)のブランケット(Blanket)が最初であり、ついでドレスデソ(Dresden)の沸騰水型原子炉(BWR)に低濃縮の酸化ウランペレットを主体とした燃料が使用され、その後、つぎつぎと建設される軽水発電炉の発展とともに低濃縮UO燃料は、原子炉燃料を論ずるものにとって主要のものとなった。
城戸 達郎
原子力工業, 9(6), p.49 - 53, 1963/00
前号に酸化ウラン燃料の動力炉での使用状況とその特長、製造方法の概況、最近注目されている粉末充填型燃料の製造方法と特長、水冷却炉の場合重要である被覆材-ジルカロイとステンレス鋼一の問題点などを詳述した。酸化ウラン燃料は水冷却炉にとって非常にすぐれた燃料であり、将来もその位置は変らないであろう。今後、蒸気温度を上げて発電効率を高めるためにSuperheater原子炉やガス冷却炉に使用する燃料が重要な問題となる。本号では、UO燃料を高温で使用するときや、燃焼率を高めるときの問題点として、熱伝導、UOの高温での挙動、核分裂生成ガスの放出、燃焼率が高いときの安定性などについて述べる。
城戸 達郎; 大内 信平*
日本原子力学会誌, 5(8), p.693 - 698, 1963/00
U燃料およびPu燃料の開発について述べる。燃料は金属燃料、セラミックス燃料という分類のほかに、炉型によって分類することもできる。 ANLの炉開発は主として高速炉の開発を行ってきたので、ここでは高速炉の燃料について述べる。 高速炉の燃料としてはU合金、Pu合金、炭化物燃料(UC-PuC)、酸化物混合燃料(UO-PuO)がある。われわれは炭化物燃料が高速炉用として将来性があると考えているからUO-PuOについては研究していない。炭化物燃料は密度が大きく熱伝導度も大きい。 熱中性子炉の燃料としてはU合金、UO、UOPuOがあるが、これらについてはわれわれが研究した後を産業界が引き続いて研究しているので、現在ではANLがやる必要はないと考えている。われわれは産業界ではまだ手のつけていないもので、経済的に動力を取り出すには非常に時間がかかり技術的に困難なものとして高速炉用燃料を取り上げたわけである。
川崎 正之; 長崎 隆吉; 城戸 達郎; 白石 健介
第2回原子力シンポジウム報文集, P. 235, 1958/00
抄録なし