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最近のラジオアイソトープ技術,ラジオアイソトープの安全取り扱いと利用の基礎,1

Recent radioisotope technology, The base of safe handling and utilization of radioisotopes, 1

村上 悠紀雄*

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この問に対する受け取り方は人により大いに違うであろう。ある人は「どんなものか」他の人は「害はないか」あるいは「なんの役にたつか」とさまざまであろう。最初の二つにたいする答が筆者に与えられた課題である。最近は単にアイソトープといえばラジオアイソトープ(放射性同位体)をさすほどであり、人工放射性元素がその中心をなしている。しかも原子炉の開発とともにますます利用がひらけていく情勢である。この分野は1898年キュリー夫人のウラン、トリウムの放射能現象の解明に始まり、ポロニウム、ラジウムなど相ついで天然放射性元素が発見され、放射化学の中心ぱしばらく天然放射性元素の研究にあったといえる状態であった。やがて1919年RutherfordがRaC'からでる$$alpha$$線を窒素にあてるとき安定な酸素に変わり、このさい陽子Proton(P)が放出されることをみつけた。これが元素の人工変換の最初であるが、できたものは放射性ではなかった。

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