大線量照射高分子の性質
The property of large dose irradiated polymers
団野 皓文*
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高分子の照射効果については、本誌にたびたび紹介されているので、ここでは主として二三の高分子に対する大線量照射効果について述べる。照射高分子の初期の研究は、主として原子炉で実験が行なわれたので、かなり大線量の実験が行なわれた。その後、放射線効果の研究が進むにつれて、正確に現象を捕えるためには大線量より小線量の照射が適当なので、一時研究が中断された。最近になって原子炉の開発が進み、強い放射線の場で有機物質の使うことが必要となったので、改めて大線量の照射効果が問題になってきた。ここでは橋かけ型の高分子としてポリエチレン、崩壊型の高分子としてポリ四フッ化エチレン(以下テフロンと略称)を選び、線の大線量照射による二三の物性の変化について述べよう。
no abstracts in English
- 登録番号 : A19649011
- 抄録集掲載番号 :
- 論文投稿番号 : 934
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