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灰化および塩酸処理操作による全食品中のセシウム-137およびカリウムの損失

Loss of Cesium-137 and Potassium by Dry Ashing and Hydrochloric Acid Treatment of Total Diet Samples

赤石 準; 岩本 順子; 藤田 稔

not registered; not registered; not registered

全食品試料の乾式灰化および灰化試料の塩酸処理におけるフォールアウト$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csと天然に含まれているカリウムの損失について検討した。1963年~1965年にかけて採取した2日あるいは5日間の全食品を試料とし、試料自体に含まれている$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csおよび$$^{4}$$$$^{0}$$Kに着目して、これらの操作における損失を$$gamma$$線スペクトロメトリーにより求めた。灰化操作では、450$$^{circ}$$Cと600$$^{circ}$$Cにおいて2~20時間の灰化を行なった結果、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csの損失は両者の間に有意な差がみられず、10時間の灰化で数パーセントの損失が認められた。一方、カリウムについては損失はなかった。灰化料試の塩酸(1:1)処理では、カリウムは全量が溶出したが、$$^{1}$$$$^{3}$$$$^{7}$$Csの溶出は80~90パーセントであった。

no abstracts in English

使用言語

 :

Japanese

掲載資料名

 :

Radioisotopes

巻

 :

15

号

 :

3

ページ数

 :

p.103 - 108

発行年月

 :

1966/00

発表会議名

 :

開催年月

 :

開催都市

 :

開催国

 :

キーワード

 :

セシウム-137; カリウム

特許データ

 :

PDF

 :


論文URL

 :

https://doi.org/10.3769/radioisotopes.15.3_103

研究データの公開先DOI

 :

使用施設

 :

広報プレスリリース

 :

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(成果普及情報誌)

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