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藤田 稔; 岩本 順子; 矢部 明; 赤石 準
保健物理, 6, p.171 - 175, 1971/00
放射性物質が人体内に取り込まれた場合,その危険性を評価する立場から,一般に,その個人の受ける内部被曝綿量の算定が必要となる。内部被曝線量の算定に当っては,身体負荷量(または決定器官の負荷量)の時間的経過が判明していなければならない。一放出体であるSrの体内沈着の場合には,普通,全身計測法を用いず,尿中に排泄されるSr量から身体負荷量を推定し,その経過を求める。ある時刻の体内負荷量は,その時の1日当りの尿中排泄量に,その時の「身体負荷量/1日当りの尿中排泄量」の値を乗ずることによって求まる。
岩本 順子; 藤田 稔
JAERI 4048, 33 Pages, 1969/09
人体に沈着したプルトニウムの除去剤として、現在使用されているDTPAについて、1955年頃より1968年までの文献をサーベイし、現在の知識の総括を試みた。内容は、人体摂取RIの除去法入門、除去剤概説、キレート剤概説、キレート剤とプルトニウム、プルトニウムの摂取経路とDTPAの効果、キレート剤の人間への投与-事故例、プルトニウム体内量の尿分析のよる推定およびDTPA投与による排泄の変化、新しい除去法の開発、からなる。
藤田 稔; 岩本 順子; 近藤 道夫; Yabe, Akira*
Health Physics, 16(2), p.185 - 195, 1969/00
被引用回数:5抄録なし
藤田 稔; 岩本 順子; 近藤 道夫
Health Physics, 16(4), p.441 - 447, 1969/00
被引用回数:1抄録なし
藤田 稔; 高田 和夫; 岩本 順子; 近藤 道夫
Journal of Radiation Research, 9(3-4), p.129 - 134, 1968/00
抄録なし
岩本 順子; 近藤 道夫; 藤田 稔
Radioisotopes, 17(5), p.208 - 211, 1968/00
環境試料や人体排泄物中のSrの分析法については今日まで多くの方法が試みられてきた。これらの分析方法はふつう濃縮,精製,測定試料の作製および計測の各段階に分けることができる。まず濃縮は固型の食品については、乾式または湿式灰化により、液状の水,ミルク、尿などについては蒸発乾固、イオン交換法,沈殿法などによっている。濃縮された試料中のSrの分離には発煙硝酸か濃硝酸を用いる硝酸塩沈殿分離法、キレート剤を使って溶媒抽出する方法、およびイオン交換法などがある。
藤田 稔; 岩本 順子; 近藤 道夫
Health Physics, 12, p.1237 - 1247, 1966/00
被引用回数:12抄録なし
岩本 順子; 藤田 稔
Radioisotopes, 15(1), p.58 - 60, 1966/00
Csは6.5日の半減期をもち、0.67MeVの線を放出するため、セシウムの人体中に残留の測定には好つごうであるが、10mCiあたり1gの安定Csを含み、現在無担体のものは得られない。山県によれば、日本人の1日のセシウム摂取量はわずか0.01mg、全身中の量は1.1mgであるという。したがって多量の担体を伴うCsの体内残留のパクーソが、その担体の影響のため正常のパターソと異なるであろうか。
赤石 準; 岩本 順子; 藤田 稔
Radioisotopes, 15(3), p.103 - 108, 1966/00
全食品試料の乾式灰化および灰化試料の塩酸処理におけるフォールアウトCsと天然に含まれているカリウムの損失について検討した。1963年~1965年にかけて採取した2日あるいは5日間の全食品を試料とし、試料自体に含まれているCsおよびKに着目して、これらの操作における損失を線スペクトロメトリーにより求めた。灰化操作では、450Cと600Cにおいて2~20時間の灰化を行なった結果、Csの損失は両者の間に有意な差がみられず、10時間の灰化で数パーセントの損失が認められた。一方、カリウムについては損失はなかった。灰化料試の塩酸(1:1)処理では、カリウムは全量が溶出したが、Csの溶出は80~90パーセントであった。
赤石 準; 岩本 順子; 藤田 稔
Radioisotopes, 15(3), p.103 - 108, 1966/00
抄録なし
藤田 稔; 岩本 順子
Health Physics, 11(4), p.271 - 281, 1965/00
被引用回数:6抄録なし
藤田 稔; 赤石 準; 岩本 順子; 矢部 明; 市川 嘉子; 岡本 利夫; 福田 洋
JAERI 1057, 36 Pages, 1964/03
Sr、Cs、Nb、RuおよびRuのような、核分裂生成物の排泄物中および食品中におけるフォールアウト放射能のレベルを測定した。安定KとCaは、それぞれCsとSrと関連があるので、同じ標本について定量した。標本の内容と重量も調べ、平均値と範囲を求めた。本実験は1963年の5月開始し、1963年の2月に終了した。この期間中、7回にわたってサンプリングをおこなった。排泄物は各サンプリングごとに連続する5日間、5人の正常な人間から採取した。サンプリング期間中は、5人のうち1人を除いて皆同じ食事をとり、それと同じ食事を別にサンプリングして分析をおこなった。線を出す核種の定量には、灰化した試料を用い、NaI(T1)の大きな結晶と100チャンネルの波高分析器を使用した。一方、SrとCSの定量は放射化学分析によった。一般に、食品中のNbの量がすべての核種中最高であって、1963年の2月には約60c/日/人に達した。
藤田 稔; 赤石 準; 岩本 順子; 矢部 明; 市川 嘉子; 岡本 利夫; 福田 洋
J.Radiet.Res., 5(1), p.56 - 68, 1964/00
抄録なし
藤田 稔; 岩本 順子
Radioisotopes, 10(3), p.310 - 321, 1961/00
放射性同位元素による体内の汚染を検出する方法には2つある。1つは全身カウンタ(total body counter)と呼ばれる放射線測定器を利用する方法である。この方法では、人体中の放射性伺位元素が放出する放射線(主として線)を体外に検出器をおいて測定し、それによって体内の放射性同位元素の核種、量および沈着場所を知ることができる。もう1つの方法は、人体から排泄される尿や糞の中の放射性同位元素を利用する方法である。体内の放射性同位元素は生物学的な排泄される尿や糞の中に出てくるから、それらに含まれる放射性同位元素の量や核種を分析し、それから逆に体内の残留量を推定することができる。この方法では、問題にする抜擢について体内の残留量と尿または糞中の排泄量との相互関係があらかじめよく知られている必要がある。この排泄のパターンは各核種ごとに、またその化合状態によって異なっている。人間について、これらのデータは非常に少ないから、動物のデータから人間の場合を類推せざるを得ないことが多い。さらに人間には個人差というものがあるから、それを考慮する必要がある。したがって,総合的に考えてみると、この方法は誤差が相当犬きいし、あらかじめ排泄のパターンを知っていなければ,ならないという制約があるうえに、核種によっては排泄量が非常に少なくて検出困難なものもある。