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A Few Remarks for Clculations of Prompt Neutron Decay Constant at Delayed Critical of Fast Reactor Systems

高速ロ系の遅発臨界時における即発中性子減衰定数の計算に対するニ、三の所見

中野 正文; 平岡 徹

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高速炉系の即発中性子減衰定数$$alpha$$を固有値として計算する場合には計算に用いる分裂スペクトルに注意を払わなければならない。即ち、実効増倍係数を計算する場合のような静的な計算においては分裂スペクトルとしては遅発中性子の成分も入れたものを用い、即発中性子減衰定数を計算する動的な計算の場合には即発中性子のみの分裂スペクトルを用いるべきである。これを混同すると遅発臨界時の$$alpha$$、即ち$$alpha$$$$_{c}$$の値に10数%の誤差を生ずることがわかった。また、固有値計算による$$alpha$$$$_{c}$$と撮動計算による$$alpha$$$$_{c}$$との差はたかだか数%であるが、これは所謂Kinetic distortionの効果と分裂スペクトルの差による効果が打消し合って見かけ上の一致を良くしていることがわかった。しかし未臨界度が大きくなると両者の差は広がる。これらの問題は分裂スペクトルが炉内のスペクトルの一部を形成しているという高速炉系の特徴からもたらされたものである。

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