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ベンゼンおよびトルエンの水相自動酸化

Autoxidations of Benzene and Toluene in the Aqueous Phase

堀田 寛

Hotta, Hiroshi

ベンゼンなどの水相自動酸化の研究は昭和33年以来行なわれ、その結果を順次欧文日化誌に発表してきたが、それらの報文を総括して、断片的きらいのある各報文の全体との関係を明らかにする目的でこのレポートを刊行することにした。ベンゼンまたは酸素加圧下でも少なくとも200$$^{circ}$$C以下では水に溶解しても反応はないが、金属塩が存在するとエフェノールまたはベンズアルデヒドが得られる。その収量と反応条件、すなわち、$$gamma$$線照射の有無、反応温度、金属塩の種類、硫酸濃度などとの関係を明らかにした。エチルベンゼンについても実験を行なった一方、その反応機構を明らかにするために、金属塩の水溶液における挙動、水相自動化酸化における水素同位体効果、および$$^{1}$$$$^{8}$$Oにおける酸化経路の解明を行なった。最後にベンゼンまたはトルエンに他の有機物を添加した二成分の研究を行なってその速度論的解析を試みた。

no abstracts in English

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