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Fluorination of uranium compounds by gaseous bromine trifluoride and bromine-fluorine mixture

サンフッ化臭素およびーフッ素混合ガスによるウラン化合物のフッ素化反応

桜井 勉

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核燃料再処理に関連してフッ素化学研究室で進めてきた、三フッ化臭素ガスによるウラン化合物フッ素化およびその関連研究をまとめた。三フッ化臭素ガスによりウラン化合物100$$^{circ}$$C~200$$^{circ}$$Cで六フッ化ウランにフッ素化することが出来る。このフッ素化温度は、単体フッ素、五フッ化臭素、一フッ化塩素および四フッ化イオウによる場合より低く、三フッ化塩素のそれに近い。熱力学的にはフッ素より安定な三フッ化臭素が、比較的低温領域で、それより高い反応性を示す。三フッ化臭素を使用すると、腐食性、毒性の強い液体の加熱および副生成物臭素の処理という操作が加わる。これら欠点を補う方法として、臭素ーフッ素混合ガスによるフッ素化方法を開発した。フッ素気流中に少量の臭素を添加することにより、大きなフッ素化速度を得ることができる。

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