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$$^{6}$$$$^{0}$$CO放射線照射室の概要

The Design and Construction of a 10,000 Curie Cobalt-60 Gamma Irradiation Facility

放射線利用研究室

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1万キュリーCo-60放射線照射室は昭和33年8月に日本原子力研究所(茨城県那珂郡東海村)に設置され、32年完成した第1号原子炉9(JRR-1)に次いで、第二の共同研究の施設として、$$gamma$$線源による照射実験を開始した。このようなコバルト照射室はわが国には数百ないし数千キュリーのものが各所に建設されている。照射室の構造も、取扱うCo-60の量と実験目的によってそれぞれ異なった形式をとっている。日本原子力研究所のCo-60放射線照射室は原子炉材料の試験と放射線化学の研究のために造られたもので、1万キュリーという大量のCo-60を完全に使用することができる。またホットケーブの構造は3個のセル(間口210cm$$times$$奥行180cm)が一列に並んでいるのが特長である・$$gamma$$線源は円筒型で、最大線量率は円筒の中心で約2$$times$$10$$^{6}$$r/hrである。このケーブは放射線漏洩試験の結果、ケーブ外壁における漏洩線量は設計値の30mr/week以下で、安全であることが確認された。放射線照射室は昭和33年9月より実験を開始し、線源の$$gamma$$線強度分布などの測定をおこなった。

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