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フォールト・ツリ手法の適用範囲の検討

Study on the Scope of Fault Tree Method Applicability

伊藤 大樹

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原子炉の安全保護系の信頼度解析の場合を含む安全系の信頼度のフォールト・ツリ解析において、フォールト・ツリ手法の適用に問題のある文献が若干見受けられる。フォールト・ツリ手法では通常加法と乗法が用いられる。この中、加法については問題はないが乗法については問題のある場合がある。本稿は、要素の不信頼度、平均アンアベラビリティについて乗法が成立するか否かを線合的に検討したものである。保全を行わない各要素のそれぞれの不信頼度相互間には乗法が成立し、また、保全の有無に拘らず、各要素のそれぞれの瞬時アンアベラビリティ相互間にも乗法は成立する。しかし、保全を有する各サブシステムのそれぞれの不信頼度相互間には乗法は成立せず積の値は不安全であることがわかった。

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