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原位置比抵抗測定用電極プローブの設計・製作

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西田 薫*; 是石 康則*

Nishida, Kaoru*; not registered

坑道周辺に発達する不飽和領域の広がりを明らかにするために、水理学的環境を損なうことなく原位置の電気比抵抗を測定できる電極プローブの設計及び製作を実施した。製作した電極プローブは次の特徴を有している。1)孔内水のないボーリング孔でも、測定が実施できる。2)ボーリング孔内への湧水を押え、かつボーリング孔内の在留空気を孔外へ排出することによって岩盤中の水理学的環境を乱さないで測定が実施できる。電極プローブの構造上の特徴を次に示す。・伸縮性の電極としてスプリング電極を用いた。・マンドレルを高圧ガスの注入管として用いた。このことでエアチューブの取り回しが必要なくなった。・パッカーによってガスの流入量に差を持たせて、膨張速度に時間差が生じるようにした。・エアチューブを用いて、先端部からのエア抜きの機能を持たせた。

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