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応力解放法による初期岩盤応力の測定

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地下空洞を建設する際に、岩盤に作用する初期地圧を測定することは空洞周囲に発生する影響領域を評価する上で重要である。地圧の測定方法は大別して応力解放法、水圧破砕法、AE法等が考案されているが、ここでは、(財)電力中央研究所方式応力解放法(ひずみ計埋設法)により東濃鉱山北延NATM坑道(土被り約137m)で初期地圧を測定した。測定に使用した埋設型8成分ひずみ計は1本のボーリング孔内の1測点で三次元地圧計測が可能であり、ここでは3孔で3点(測定番号MS-1-1,MS-2-1,MS-3-1)の測定を施した。この報告書はそれらの方法、結果について述べたものである。測定の結果、MS-1-1では最大主応力が15.5kgf/cm/SUP2、中間主応力が13.7kgf/cm/SUP2、最小主応力が13.1kgf/cm/SUP2の圧縮応力であり、水平面内での応力状態はほぼ等圧であった。MS-3-1では最大主応力が17.2kgf/cm/SUP2、中間主応力が11.1kgf/cm/SUP2、最小主応力が8.9kgf/cm/SUP2の圧縮応力であった。水平面内では最大応力が12.4kgf/cm/SUP2、最小応力が11.0kgf/cm/SUP2の圧縮応力であった。MS-2-1とMS-3-1の組み合わせでは、最大主応力が18.0kgf/cm/SUP2、中間主応力が15.6kgf/cm/SUP2、最小主応力が12.7kgf/cm/SUP2の圧縮応力であった。水平面内での最大応力方向は東西であり最大応力と最小応力の差は3.8kgf/cm/SUP2であった。

no abstracts in English

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