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掘削影響評価試験の事後調査(平成10年度)

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姉崎 進*; 安達 哲也*; 鈴木 俊一*

Anezaki, Susumu*; Adachi, Tetsuya*; Suzuki, Shunichi*

東濃地科学センターでは昭和62年度以来、東濃鉱山において水平坑道および立坑を掘削し、それに伴い発生する掘削影響の範囲と特性の変化の程度に関する調査研究を実施してきた。この研究により、掘削により岩盤に損傷領域が発生することや掘削工法の違いによりその範囲が異なることが明らかとなった。本年度は、坑道掘削後の長期的な岩盤の安全性について検討するための基礎データを取得することを目的とし、平成6年度に東濃鉱山北延NATM坑道に設置した計測機器を用い、時間経過に伴って生じる岩盤変位の計測を実施した。その結果、坑道掘削から36ヶ月後の現在でも岩盤の変形が進んでいる事がわかった。さらに、試験坑道と計測坑道周辺岩盤の不飽和領域の拡がりを把握するための計測手法に関して検討を行うため、室内および原位置試験を実施するとともにこれまでの結果を整理した。その結果、孔間レーダおよびTDR法により岩盤の比誘電率を測定して原位置岩盤の含水量を推定できる可能性が示唆された。

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