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広域地下水流動研究における試錐調査

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岐阜県御嵩町押山地内において,広域地下水流動研究を目的として孔長1,010.90mのDH-6号孔が掘削された。本報告書は,地表から地下深部までの地質構造,水理学的・地球化学的特性を把握するためにDH-6号孔で実施された調査の結果をまとめたものである。実施された主な調査項目は次の通りである。1.岩芯の採取・記載2.岩芯室内試験3.物理検層(一般検層項目・フローメータ検層)4.ボアホールテレビ計測5.水理試験(間隙水圧・透水係数測定)6.原位置における物理化学パラメーター測定7.地下水の採水8.地下水分析この調査の結果,以下のことが明らかになった。・DH-6号孔の地質は深度267.00mまでが美濃帯中生層の含礫泥岩起源のホルンフェルス,深度267.00m以深が土岐花崗岩類に属する黒 雲母花崗岩からなる。断層破砕帯が深度66.55$$sim$$73.90mに把握されたほか,変質を伴った破砕の著しいゾーンが全区間にわたって分布することが確認された。・深度400m以深の20カ所で実施された水理試験の結果によると,透水係数の最大値は深度505.0$$sim$$511.5m間の2.06$$times$$10-8m/secで,その他の区間の透水係数は10-8m/secより小さく,割れ目の発達にもかかわらず全般に透水性が低かった。・地下水の採取は深度733.0$$sim$$740.0m間の1カ所で実施された。

no abstracts in English

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