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広域地下水流動研究における試錐調査(その2)(DH-9号孔)

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池田 幸喜

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広域地下水流動研究の一環として岐阜県瑞浪市日吉町字常道にて,DH-9号孔(孔長1030.0m)を清水掘削した。掘削工事では,通常のワイヤーライン工法と併用してウエルマンシステムを導入した。調査試験は深部地質環境の把握を目的に,岩盤の地質学的,地球物理的,水理学的,地化学的データ取得のために,以下の調査を実施した。1.岩芯の採取・記載・室内試験2.物理検層(一般検層項目,フロメータ検層)3.ボアホールテレビ観察4.透水試験(透水試験・揚水試験)5.採水試験(採水・原位置物理化学パラメータ測定・地下水分析)これらの調査を行った結果,以下のことが明らかになった。・本孔では主として中粒花崗岩(モード組成からはアダメロ岩に分類)である土岐花崗岩が分布する。岩盤状況から5つの健岩ゾーン,2つの割れ目発達ゾーンに区分される。破砕ゾーンや割れ目発達ゾーンでは緑泥石化,緑簾石化,炭酸塩鉱物化が認められ,主として中深度の深度約200m$$sim$$460mまで断続して出現する。・物理検層では200m,400m,600m,800m付近にて,低比抵抗,低速度,高間隙率の帯が分布し,岩盤ゾーン区分と割れ目帯の分布と良く対応している。・割れ目の走向傾斜から本孔の割れ目帯は6系統に区分され,北東系,東西系の頻度が高い。前者は深度約400m$$sim$$550mに,後者は深度約800m$$sim$$850m付近に卓越する。また,30°以下の緩傾斜割れ目は深度200mと深度600m付近に卓越する。・透水試験では計測した5区間の内,深度320m以浅の2区間と深度950mの1区間から10-7m/sec以上の比較的高い透水性を示し,フローメータ検層では3箇所で流速変化が認められた。・地下水採水を行った区間は透水性が高く、試錐掘削中に若干の逸水が確認されていた。今回実施した採水試験では、定められた工期内で掘削水の排除が不完全となり、地層水の採取ができなかった

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