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土岐花崗岩中の割れ目を対象としたジョイントせん断試験

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畑 浩二*; 丸山 誠*; 鳥井原 誠*

Hata, Koji*; not registered; not registered

地下深部の岩盤内に空洞を構築する場合、空洞周辺の岩盤は力学的・水理学的に影響を受け、空洞内や岩盤内にさまざまな不安定現象をもたらすことがこれまでに数多く経験されている。したがって、対象岩盤の強度変形特性を事前に把握しておくことが重要になる。特に、き裂岩盤が対象になる場合には、割れ目の強度変形特性や幾何学的分布特性の把握が必要不可欠になる。本研究の目的は、岩体内に無数に存在する割れ目から、力学的な観点で影響が大きいと考えられる代表的なジョイントを抽出し、その強度変形特性ならびに幾何学特性を評価することである。対象とする岩盤は土岐花崗岩を母岩とするき裂性岩盤である。そこで、MIU-1孔、MIU-2孔およびMIU-3孔から割れ目試料を選定し室内試験を実施した。割れ目は、分布位置、角度、形状および介在物有無の4つのパラメータから5つのカテゴリーに分類した。その結果、5つのカテゴリー分類に合わせて、割れ目面における垂直剛性Kn、せん断剛性Ks、圧縮強度JCS、粗さ係数JRCおよび残留強度$$phi$$rが求められた。また、これらの物性から個別要素解析に必要なバートンーバンディスの破壊基準を決定した。

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