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地殻変動のシミュレーションに関する研究

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藤枝 忠臣*

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地質環境の長期的な安定性を評価するためには,隆起運動などの地殻変動が将来どのような規模で発生するかを予測することが重要である。その手段として,数値シミュレーションは有望である。現状の研究では,汎用の工学数値解析コードを用いて、地殻のモデリングを行い,隆起などの地殻変動の解析を行ってきた。しかし、汎用コードでは,せん断破壊の構成則の設定など地殻の詳細な現象の解析が困難である。そのため、詳細な地盤活動を予測するためには、専用コードの開発が必要である。本研究では、実際の地殻変動の予測の手段として、2次元対応の動的緩和法を用いた、地殻変動専用コードを開発する。2001年度の作業では、地殻変動専用コードの基本機能の設計・開発・検証試験を行う。開発した機能は、線形弾性体解析機能・弾塑性解析機能・粘弾性解析機能・自重解析機能である。本プログラムにより、1次元解析および2次元解析を行い、それぞれ厳密解および汎用ソフト「FLAC」による解析結果と比較を行うことにより、各機能の検証を行った。その結果、本プログラムによる解析結果は厳密解および「FLAC」による解析結果と良好に一致し、各機能が正確に動作することが確認された。

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