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TBP/硝酸系におけるルテニウムの抽出挙動

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坪谷 隆夫*; 広木 俊男*; 星野 忠也*

Tsuboya, Takao*; not registered; Hoshino, Tadaya*

高速実験炉の使用済炉心燃料を動燃Purex 工場において10%TBP/n-Dodecane抽出系で処理する場合のルテニウムの挙動をトレーサーレベルで検討した。再処理工程におけるルテニウムの問題は供給液中のルテニウムの様々な錯体がわずかな溶液条件のちがいにより異なった組成で存在し,それぞれの錯体が異なった抽出挙動を示すことによって,ルテニウムのウラン,プルトニウムに対する除染率が制御されにくいところにある。したがって,それらの錯体が個々に示す抽出挙動を理解することが重要である。そこで,ここでは高抽出性錯体に注目し,再処理工程の主成分であるウラン,硝酸系において,その抽出係数を検討した。その結果,硝酸ウラニル-3規定硝酸溶液から10ないし20v/oTBP/n-Dodecaneに抽出される高ニトラト錯体およびジニトロ錯体の抽出係数(E)は遊離のTBP濃度(〔TBP〕f)と著るしく高い相関性を有し,その関係式は次の通りであった。logED34=2.37 log〔TBP〕f+1.19$$sim$$高ニトラト錯体(D34)logEDI=2.27 log〔TBP〕f-0.24$$sim$$ジニトロ錯体 (DI)

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