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硝酸アンモニウム塩のセメント固化試験

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大塚 勝幸*; 志賀 健一朗*; 大内 仁; 三代 広昭*

not registered; not registered; Ouchi, Jin; Miyo, Hiroaki*

プルトニウム廃水系のクローズドシステム化のための技術開発の一環として、硝安のセメント固化試験を実施。硝安溶液のセメント固化条件、固化体の強度、長期安定性、固化体からのCa、NO/SUB3の浸出性等について検討し、下記の知見を得た。硝安溶液をそのままセメント固化すると、硝安のNO/SUB3とセメント中のCaとが反応し、養生中に膨張破壊を起こし易い。予め、硝安溶液をCa(OH)/SUB2等で前処理し、硝安を硝酸カルシウムに転換することにより、安定な固化体が得られる。凝結時間、混和材の種類等、実作業の面から支障の無い最適配合を求め、これの圧縮強度を測定した結果、220$$sim$$560kg/cm/SUP2であり、海洋投棄の暫定指針に示されている150kg/cm/SUP2を十分に上まわっている。さらに、この固化体を人工海水、水道水および空中の各種条件下に長期保存(91日間)して、動弾性係数、圧縮強度の変化を調べたところ、いずれも増加の傾向を示しており、固化体は安定的に成長しているものと判断される。なお、当報告書は、試験を担当した電力中央研究所からの報告に基づき作成したものである。

no abstracts in English

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