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小型エクストルーダを用いた高アルカリ性廃液のアスファルト固化実験

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田中 憲治*

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本研究は,再処理工場より発生する低放射性液体廃棄物をアスファルト固化処理技術開発施設でアスファルト固化処理する際,廃液の化学前処理法について現行のPH9$$sim$$10に対して,2N程度まで上昇させて,このアルカリ濃度下でのアスファルト固化処理へ及ぼす問題点およびアスファルト固化処理を行う上でのアルカリ濃度の限界値を知ることを目的として行った。 1)廃液のアルカリ濃度が低い(N-OH0.01N,PH=11.5)場合,S/B=30/70,40/60,50/50のいずれのケースも発砲現象は認められず,流動性の良い固化体が得られた。 2)一方,廃液のアルカリ濃度が高い(N-OH0.1N,PH=12.5以上)程,さらに固形分濃度が増加する程,発砲現象が観察され,且つ流動性が悪い。 3)固化体の耐水性については,浸漬30日経過後重量変化は認められず,Na+の浸出率は10a-CM3/CM2・dayの桁以下である。 4)今後の検討課題として,アスファルト種類および消泡剤種類の検討が必要と考える。

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