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オーバーパック材としてのチタン及びチタン合金の耐食性

Corrosion resistance of Titanium and Titanium alloy for overpack material

石黒 勝彦; 野高 昌之*

Ishiguro, Katsuhiko; Nodaka, Masayuki*

チタン及びチタン合金のオーバパックへの適用性を検討するために,チタンの局部腐食のなかで最も発生しやすいと考えられているすきま腐食について,発生・成長の臨界条件を測定する。 工業用純チタン及びASTMGrade12チタン等のTi-Ni-Mo合金について,すきま腐食の成長が停止する条件を再不動態化法により測定した。再不動態化法は腐食の発生・成長の有無を決定論的に評価する試験方法で,長期間の腐食挙動を推定することができる。 試験の結果,金属/ベントナイトすきまは金属/金属すきまよりすきま腐食が発生しにくい構造であることがわかった。金属/金属すきまについては,すきま腐食の成長が停止する臨界条件(電位,温度及びNaC-濃度)を測定することができ,以下のことがわかった。 1再不動態化電位に対しては塩素濃度の影響が大きく,温度やpHの影響は小さい。 2Grade12チタンは純チタンと比較して,再不動態化する電位は貴となり,またより高温,高塩素濃度でもすきま腐食は発生しない。

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