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オーバーパック材としての炭素鋼の腐食モデルに関する文献調査(I)

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野高 昌之*; 手嶌 孝弥*; 石川 博久; 湯佐 泰久; 佐々木 憲明

Nodaka, Masayuki*; Teshima, T.*; Ishikawa, Hirohisa; Yusa, Yasuhisa; Sasaki, Noriaki

腐食モデルによる長期にわたる腐食量予測は、オーバーパックの寿命評価上重要課題の1つである。このため、我国の処分環境に対応した腐食モデルを開発する上で参考とすべく、海外の腐食モデルの開発状況を調査した。調査はオーバーパック関連文献(約160件)から腐食モデルを扱っているものを抽出し、対象とする処分環境、基本的な考え方等を整理した。その結果、腐食モデルには経験式によるモデルと数学的モデルがあり、経験式によるモデルでは、温度、地下水組成等の処分環境と時間をパラメータとして腐食量を予測する形式が主体であることがわかった。数学的モデルは、経験式の長時間の外挿により生ずる不確実性を排除するため、腐食メカニズムに基づき開発されているものであるが、現状ではその基本的な考え方が提案され一部試験結果との比較が実施されている段階である。また、調査結果を基にケーススタディとして経験式によるモデルを用いた1,000年間の腐食量予測及び内部の試験結果との比較を行った。今後も、既存モデルの調査を継続するとともに、その長所・問題点を明確にし腐食モデルの開発に反映していく予定である。

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