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緩衝材の熱・水・応力連成試験 第4報 加熱・全面注水試験結果について

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藤田 朝雄 ; 茂呂 吉司*; 土井 基尾; 松本 一浩*

Fujita, Tomoo; Moro, Yoshiji*; not registered; Matsumoto, Kazuhiro*

緩衝材大型試験設備では、原位置締め固め方式により設置した緩衝材を用いて、平成4年4月より加熱・全面注水試験を行なっている。本報告書は試験開始後12か月の間に得られた緩衝材中での熱、水の移動とそれに伴う膨潤圧の発生状況と6か月目に実施した水分測定のための緩衝材サンプリングの結果について報告する。サンプリング結果と試験結果から以下のようなことが分かった。1.緩衝材中の水分分布をみると、ヒーター近傍では熱の影響により初期含水比より含水比が低下しており、また人工岩盤近傍では注水側であるため初期含水比より含水比は上昇している。2.緩衝材中の膨潤圧は水平方向と鉛直方向との異方性はあるものの、試験室で測定した膨潤圧とほぼ同じ値(約5kg/cm2)が観察された。3.熱の分布は約半年でほぼ定常状態になり、緩衝材中の温度勾配は30cmの距離で約10$$^{circ}C$$であった。

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