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The Study of $$^{105}$$Pd(n,$$gamma$$)$$^{106}$$Pd Reaction with Thermal Neutrons

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Miah, M. M. H.*; 中村 詔司  ; 古高 和禎  ; 原田 秀郎   

Miah, M. M. H.*; Nakamura, Shoji; Furutaka, Kazuyoshi; Harada, Hideo

本報告書は、科学技術庁フェローシップ制度に基づいてサイクル機構の客員研究員として2001年1月から2002年7月までの期間研究に従事したM.M.H.Miah博士が、核燃料サイクル開発機構システム設計評価グループ員と共同で行った熱中性子を用いた105P(n,$$gamma$$)106Pd反応の研究をまとめたものである。核変換のための基礎データを供給するために、即発ガンマ線分光法を用いて、105Pd(n,$$gamma$$)106Pd反応の研究を行った。天然のPd試料と105Pd濃縮試料をそれぞれ、京都大学原子炉実験所(KURRI)のB-4熱中性子導管施設にて照射した。捕獲即発ガンマ線を、2台の高純度ゲルマニウム検出器を用いて、シングルス及びコインシデンスモードで測定した。ガンマ-ガンマ同時計測データを解析することによって、42個のカスケードガンマ遷移を同定し、106Pdの部分的なレベルスキームを構築した。本研究において、2つの新しいレベルを同定し、更に、カスケードガンマ遷移の相対ガンマ線強度を決定するとともに、105Pd(n,$$gamma$$)106Pd反応の捕獲断面積を求めた。

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