八幡平火山群の地質とマグマ組成の時間-空間変化

Geology of Hachimantai volcanic field and temporal-spatial variation of the magma compositions

梅田 浩司; 大場 司*

Umeda, Koji; Oba, Tsukasa*

八幡平火山群は、東北日本の島弧横断方向17Kmにわたって分布し、火山群内の各火山の活動時期も異なっていると考えられている。しかしながら、八幡平火山群の火山活動や岩石系列の時間-空間変化は、これまで明らかにされていない。本研究では、八幡平火山群のマグマ組成の時間-空間変化を明らかにすることを目的とし、地質調査、岩石学的研究及びK-Ar年代観測を行った。その結果、八幡平火山と茶臼岳火山古期は、70100万年安比岳火山例、茶臼岳火山新期は、40万円前までに、西森山、前守山火山は、それ以降に活動したこと火山群内のSr/Sr同位体比は東から西に向かって低くなるという側方変化が認められることが明らかになった。

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