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硝酸溶液中のプルトニウムとネプツニウムの光化学的原子価調整に関する基礎研究

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和田 幸男; 森本 恭一 

Wada, Yukio; Morimoto, Kyoichi

近年、TRU元素の分離及び共抽出に係わる基礎研究が、盛んに実施され始めている。これらの技術の主要な課題の一つに、アクチナイド元素として化学的性質がよくにている中での、分離又は今日抽出に必要な、選択的原子価制御技術が挙げられている。そこで、その制御の可能性のある手法の一つとして、光化学的原子価調整に係わる基礎研究を実施した。その結果として、再処理U、Pu分配工程からのPu製品側工程液の原子価条件を模擬した試料液、Pu(III)、Np(V)の1ml当たり水銀ランプ光の約20ジュール照射により、95%以上のPu(III)がPu(IV)に酸化できることを確認した。この量子収率は約20%であった。またこのとき、Np(V)は光照射により、酸化も還元もされなかった。これらの原子価状態は、TBP-ドデカン溶媒抽出分離に最適な条件であるため、Pu(III)の再酸化とNpの分離回収が可能であろうと判断された

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