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酢酸セルロース化合物をコーティング剤としたウラン・プルトニウム分析用標準物質の開発

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駿河谷 直樹 ; 佐藤 宗一 ; 雛 哲郎; 檜山 敏明

Surugaya, Naoki; Sato, Soichi; not registered; not registered

東海再処理施設では、使用済核燃料溶解液中のU及びPuの濃度を精確に求めるため、最も信頼性が高いとされている、同位体希釈質量分析法を適用している。本分析において、精確な分析値を得るためには、その基準となる標準物質の信頼性を確保することが不可欠である。これまで使用してきた標準物質は、試料に対して同位体組成が異なる235Uと239Puを含む硝酸塩の乾固物をガラス瓶の底に固着したものである。しかし、この乾固物は、物理的安定性に乏しく、時間の経過とともに試料の剥離が起こり、標準物質としての健全性を長期間担保することが困難であった。本研究では、標準物質の信頼性確保の観点から、安定性に乏しかった従来の標準試料の長期安定化を、セルロースの酢酸化合物を利用したコーティング手法により試みた。その結果、U及びPuの標準物質を長期間保護できることが分かった。

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