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不溶性タンニンによる廃液処理プロセスの開発,3; 酸化及び還元雰囲気における熱分解試験

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沼田 浩二; 根本 剛; 都所 昭雄

Numata, Koji; Nemoto, Takeshi; Todokoro, Akio

今回は、最終的に使用済吸着剤を容易に減容あるいは分解する場合、本吸着剤の分解温度、分解時間、分解ガスの成分と量、吸着剤中に含まれるメタルの最終残査の酸化状態などの熱分解挙動を知るための試験を実施し、以下に示す結果を得た。(1)分解炉中に空気を供給した酸化状態で約600$$^{circ}$$Cまで加熱することにより、吸着剤単体はほぼ完全に分解された。その時の主なガス成分はCO$$_{2}$$であり、その他としてCO、CH$$_{4}$$が検出された。(2)窒素ガス供給下(還元状態)で1000$$^{circ}$$Cまで加熱しても、初期乾燥重量の約45%が残査として残留する。残査の主成分は、吸着剤の成分である炭素であり、試験に使用した白金皿に付着していた。(3)酸化雰囲気下で加熱すると、吸着剤が分解し、大幅に重量減少する。最終的にはウラン、プルトニウムは安定な酸化物(例えば、それぞれU$$_{3}$$O$$_{8}$$、PuO$$_{2}$$の形態)として残留する。その他の元素も安定な酸化物として残留する。

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