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光溶液化学反応過程の基礎研究; 平成5年度東工大-動燃共同研究報告書

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和田 幸男; 森本 恭一 ; 冨安 博*; 畠山 耕*

Wada, Yukio; Morimoto, Kyoichi; Tomiyasu, Hiroshi*; Hatakeyama, Ko*

(1)硝酸によるU(IV)の光酸化反応・硝酸溶液におけるウラン(IV)の酸化反応の速度論が光未照射と光照射(キセノンランプ)の条件下で研究された。反応速度に対する注目すべき光照射効果は420nmより短波長のUV領域の光によって観測された。これは硝酸イオンの励起が光増感効果にとって基本的に重要であることを示している。硝酸イオン大過剰下の擬一次プロットは光未照射、光照射の両方において直線から外れていく。ウラン(IV)は硝酸の還元によって生じた亜硝酸との反応によってさらに加速されたとし説明される。(2)TRU元素の光酸化還元反応については、PuとNpの混合硝酸溶夜中の水銀ランプ照射による各原子価の酸化還元反応挙動を、硝酸濃度および光照射強度を変化させ実験を行った。その結果ヒドロキシルアミン(HAN)とヒドラジン(HDZ)を添加した3N-HNO/SUB3溶液中においてPu(III)$$rightarrow$$Pu(IV)にまたNp(V)はそのままの状態に維持できることが確認された。このことはPuとNpの相互分離ができる原子価に調整できたことを示すことになる。

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