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リモートアンテナの損失に関する研究

Study of ohmic loss of remote antenna

中畑 裕行*; 三枝 幹雄*; 高橋 幸司; 坂本 慶司

Nakahata, Hiroyuki*; Saigusa, Mikio*; Takahashi, Koji; Sakamoto, Keishi

核融合炉プラズマの電子サイクロトロン波加熱電流駆動アンテナは、可動ミラーを用いて高周波の入射角度制御を行うことができる。その可動ミラーをアンテナ導波管の入口、つまり、プラズマより遠くに離しミラーが中性子照射やプラズマからの高熱負荷の影響を受けないリモートアンテナの研究を進めている。これまでに、170GHzでMWレベル/短パルス,0.5MW/10秒の実験に成功している。アンテナ導波管として、管壁に方形状のコルゲート溝を有する導波管を使用するが、管内を伝播する高周波のオーミック損失の実験的評価と解析的評価が、高周波の偏波によっては異なることが判明した。これまで行ってきた解析では、コルゲート導波管壁の抵抗を平均化したモデルを使用しており、厳密にはコルゲート溝内部に励起される電磁界を考慮していないことが、この原因であると考えている。そこで、オーミック損失をより厳密に評価するために溝内部の電磁界を求めるコードを開発中である。これまでに、入射角20度の時の導波管入口及び出口付近において2パーセント程度のオーミック損失が生ずるという初期結果を得ている。

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