大気化学物質の輸送モデルの自然放射性核種への適用

Application of atmospheric chemical transport model to analysis of natural radionuclides behavior

Nishizawa, Masato; Nagai, Haruyasu; Chino, Masamichi; Sasaki, Hirotomo*; Kato, Kentaro*

筆者らはこれまでに、メソスケール気象モデルとオンラインで計算可能な大気化学物質の輸送モデルを用いておもに三宅島噴火による硫黄化合物の大気拡散に適用してきた。今回はこのモデルを、大気中の輸送過程やエアロゾルの除去過程を調べるうえで有用なトレーサーであるラドン( $^{222}$ Rn)や、 $^{222}$ Rnの壊変によって生成される鉛210( $^{210}$ Pb)といった自然放射性核種に適用し、2002年10月20日に福島県浜通り地方で観測された空間線量率上昇時の自然放射性核種の挙動を調べた。

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使用言語	:	Japanese
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発表会議名	:	日本気象学会2006年度春季大会
開催年月	:	2006/05
開催都市	:	つくば
開催国	:	日本
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