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Cosmic clock and thermometer for neutrino process

ニュートリノ過程のための宇宙時計と宇宙温度計

早川 岳人; 静間 俊行; 梶野 敏貴*; 小川 建吾*; 中田 仁*

Hayakawa, Takehito; Shizuma, Toshiyuki; Kajino, Toshitaka*; Ogawa, Kengo*; Nakada, Hitoshi*

太陽系に存在する重元素の約99%は、中性子の捕獲反応で生成されたと考えられている。しかし、陽子過剰領域側には中性子の捕獲反応では生成できない希少な同位体比を持つ35核種の安定同位体が存在する。これらの同位体はp核と呼ばれている。35核種のうち27核種が超新星爆発の光核反応で生成された証拠は発見されている。しかし、残り8核種が生成された起源は不明である。残り8核種のうち、2核種は大質量星の重力崩壊による超新星爆発時に発生するニュートリノの入射反応で生成されたとする仮説が提唱されている。その検証には、始原的隕石の分析や、天体観測によって、これらの原子核が生成された天体環境を知ることが重要である。そこで、これらの核種が生成された年代を評価できる原子核宇宙時計を提唱する。また、原子核宇宙時計として機能しない場合には、原子核宇宙温度計として有効である可能性があること示す。

no abstracts in English

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