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J-PARC RCSの四極電磁石に隣接した電磁石による磁場干渉の測定

The Measurement of magnetic field interference of adjacent to quadrupole magnets of J-PARC RCS

谷 教夫  ; 渡辺 泰広  ; 安達 利一*; 染谷 宏彦*; 五十嵐 進*

Tani, Norio; Watanabe, Yasuhiro; Adachi, Toshikazu*; Someya, Hirohiko*; Igarashi, Susumu*

J-PARC Rapid Cycle Synchrotron(RCS)の主電磁石は偏向電磁石24台,四極電磁石60台,六極電磁石18台,補正電磁石52台から構成されている。大強度陽子施設の主要加速器の一つであるRCSは、1MWの陽子ビームを発生させるために空間電荷力を抑制するうえでアパーチャを大きく取らなければならない。そのために陽子ビームを周回させる電磁石は、大口径の磁極間隙が必要となる。また、電磁石は25Hzの速い繰り返しで磁場を変化させるため、磁極端部での漏れ磁場や渦電流の影響が問題となる。特に偏向電磁石以外の電磁石は、鉄芯長と磁極間隙(ボア径)の比が小さいことから漏れ磁場による影響が懸念される。したがって、隣接する電磁石による磁場の干渉効果から高次の多極磁場成分がどのような影響を受けるのか評価することはビームロスを低減させる運転パラメータを決めるうえで重要となってくる。本論文では、四極電磁石に隣接した補正電磁石や六極電磁石の磁場の干渉効果を評価するために行った測定試験について報告する。

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