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JT-60U高ベータプラズマのRWM安定性研究

Stability of resistive wall mode in JT-60U high beta plasmas

武智 学; 松永 剛; 小関 隆久; 相羽 信行; 栗田 源一; 諌山 明彦; 小出 芳彦; 坂本 宜照; 藤田 隆明; 鎌田 裕; JT-60チーム

Takechi, Manabu; Matsunaga, Go; Ozeki, Takahisa; Aiba, Nobuyuki; Kurita, Genichi; Isayama, Akihiko; Koide, Yoshihiko; Sakamoto, Yoshiteru; Fujita, Takaaki; Kamada, Yutaka; JT-60 Team

RWMの安定化にはプラズマ回転によるものと磁場のフィードバック制御によるものがある。しかしながら、ITERなどの大型装置ではプラズマ回転はほとんど期待できない。このためプラズマ回転の無い場合におけるRWMの特性を調べる必要がある。JT-60Uではフェライト鋼の導入によりトロイダル磁場リップルが減少し、高速イオンのリップル損失が減少した。これによってRWM安定化に必要な大体積配位($$V_{p}>sim70m^{3}$$)においては実効的なNBIの加熱入力が約30%増え、およそ3.5MWの増加となる。これまでに壁に近い配位で自由境界限界程度のプラズマ圧力を得ているが、これによって自由境界を超えるRWM実験が可能となった。JT-60Uではこれまで内部インダクタンス$$l_i$$の低い負磁気シア放電でRWM研究を行ってきたが、本研究ではより高ベータでのRWMの特性を調べるため壁に近い配位($$d/asim$$1.2)で比較的$$l_i$$の高い低磁気シア放電において実験を行ったところ、$$beta_{N}sim$$3.8を得た。これは理想壁安定性限界で制限されている。さらに$$q_{min}$$を下げずに周辺の電流を減らしたところ$$beta_{N}sim$$4.2を得た。これは4$$l_i$$を超え5$$l_i$$に迫る結果となっている。

no abstracts in English

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